NTTエレクトロニクスの4Kソリューションが欧州最大の放送機器展「IBC2014」のMedia Excel社のブースで展示されます
2014年9月9日

NTTエレクトロニクス株式会社(代表取締役社長:萩本 和男、本社:神奈川県横浜市、以下 NTTエレクトロニクス)が提供する、現状最高レベルの耐久性と信頼性の4K素材伝送ソリューションが、2014年9月12日から16日にかけてオランダのアムステルダムで開催される欧州最大の放送機器展「IBC2014」において、OTTマルチスクリーン・トランスコード・ソリューションのリーダーであり、NTTエレクトロニクスとも長いパートナーシップ関係を持つMedia Excel社のブース(ホール14のD27)で展示されます。

今回共同展示される4Kエンド・ツー・エンドワークフローは、超高解像度の素材伝送フィードを4K配信だけでなく、4KスマートTVからモバイルまでOTTマルチスクリーンへのリアルタイム配信にも利用することを目的に設計されています。

NTTエレクトロニクスの4K/3D素材伝送ソリューションは過去3年間にわたり日本で数々のライブイベントで使用された実績があります。特に、AVC/H.264対応マルチチャンネルエンコーダ「XVE9310」とAVC/H.264、MPEG-2対応デコーダ「HVD9130」を使った、ファイバーや衛星回線を利用した4Kライブ素材伝送は、実践的に信頼性の高いシステムとしてお客様から賞賛の声を数多く頂いております。

NTTエレクトロニクス独特のHD4チャネルを使った伝送の仕組みは、4Kライブ伝送で最も難しいといわれるフレームレベルの同期をオンサイトのカメラクルーでも簡単に実現できます。これにより、Media Excel社の洗練されたトランスコーダによって画質を保持したまま多彩な解像度/フォーマットに映像を変換できるため、OTTサービスプロバイダは付加価値の高いサービスを顧客に提供できます。

Media Excel社 COOのジョン=ホッチキス氏のコメント
Media Excel社はNTTエレクトロニクスと何年にもわたって一緒に仕事をしてきました。今回、4K解像度を含む本当の意味でスケーラブルなライブストリーミングをシングルソースから提供可能なソリューションを発表できることをうれしく思います。NTTエレクトロニクスのイノベーティブでありながらも現実的なアプローチにより、フレームレベルで同期されたライブ映像をイベント会場からヘッドエンドへ伝送できるため、4K高精細画像を十分に生かしたシームレスなトランスコードソリューションが可能になりました」

NTTエレクトロニクス デジタル映像・システム事業本部 笠原本部長のコメント
「今回Media Excel社とのパートナーシップをアナウンスできることを大変うれしく思います。Media Excel社のソリューションはOTT市場の中でもその品質と信頼性の高さでよく知られており、それはNTTエレクトロニクスとも大いに共通する部分です。今回提案するソリューションはOTT市場だけでなくIPTVオペレータや放送局など、保有するコンテンツの価値を最大限マネタイズしたいお客様に貢献できると自信を持っています」

NTTエレクトロニクスのブース(ホール2のC50)とともにMedia Excel社のブース(ホール14のD27)にぜひお越しいただき、あなたの目で実際に確かめてください。

NTTエレクトロニクス製品「XVE9310」と「HVD9130」を使った、ファイバーや衛星回線を利用した4Kソリューション概要図:詳細は本文をご覧ください。
4Kソリューション概要図


Media Excel社について

Media Excel社のマルチスクリーン向け映像配信用トランスコードソリューションは広く普及しており、米国内だけでも毎日3,800万以上の視聴者にライブマルチスクリーンTVを配信するのに使用されています。放送局や政府、通信会社、MSO、CDNなどさまざまな市場で、ヘッドエンドやクラウド、配信にわたって幅広い用途で採用されています。詳細はウェブサイトをご参照ください。

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