NTTエレクトロニクスのIPコーデック「MV5000シリーズ」およびL2スイッチ「GigaBee SWシリーズ」が山梨県の13のケーブルテレビ事業者が利用するIPネットワーク網に採用
2015年5月22日

NTTエレクトロニクス株式会社(代表取締役社長:萩本 和男、本社:神奈川県横浜市神奈川区、以下NTTエレクトロニクス)のIPコーデック「MV5000シリーズ」およびL2スイッチ「GigaBee SWシリーズ」が、山梨県ケーブルネットワーク株式会社(代表取締役:武川 以爾身、本社:山梨県甲府市、以下YCN)が構築し、2015年4月より運用を開始したIPネットワーク網(以下、YCN-IPネットワーク)に採用されました。

今回YCNが構築したYCN-IPネットワークは、総延長400km以上におよぶ光ファイバー網を使い、山梨県の13のケーブルテレビ事業者(※)がライブ中継や蓄積コンテンツの交換に利用します。また、将来的な4K・8K映像の伝送やスマートフォン・タブレット端末向けサービスの提供、隣接県とのコンテンツの交換も視野に入れて構築されています。

ネットワークの柔軟性と信頼性を高めるため、ハブ間のリングネットワークと、ハブ=各ケーブル局間のスター接続を基本とした構成にL2スイッチ「GigaBee-G122」が採用され、伝送回線に障害が発生した場合の自動的な伝送経路の切り替えに対応しています。また、高品質な映像伝送を行うため、国際的なスポーツイベントの中継でも実績のあるIPコーデック「MV5000シリーズ」が採用され、同時に複数の映像伝送を行うことに対応しています。

今回のネットワーク構築では、シグマトロン株式会社(代表取締役社長:髙山 允伯、本社:東京都中央区)がシステム構築を担当し、NTTエレクトロニクスが機材提供を行いました。

山梨県情報ハイウェイを活用したIPネットワーク図(提供元:山梨県ケーブルネットワーク株式会社)

山梨県内に張り巡らせたIPネットワークの概要図。
拡大したネットワーク図が別ウィンドウでご覧になれます。

YCN-IPネットワーク全体構成(提供元:山梨県ケーブルネットワーク株式会社)

YCN-IPネットワーク全体の構成図
拡大したネットワーク全体構成図が別ウィンドウでご覧になれます。


山梨県ケーブルネットワーク株式会社について

山梨県内の13のケーブルテレビ事業者(※)から構成されるケーブル局間の通信事業者です。

※ (株)日本ネットワークサービス、(株)CATV富士五湖、山梨CATV(株)、河口湖有線テレビ放送、峡東ケーブルネット(株)、(有)峡西シーエーテーブイ、都留市テレビ利用者組合、富士川シーエーティーブイ(株)、白根ケーブルネットワーク(株)、ケーブルネットワーク大月、勝沼CATV、(株)ケーブルテレビ富士、北富士有線テレビ放送(株)

シグマトロン株式会社について

シグマトロンは、カーエレクトロニクス・パワーエレクトロニクス・ヘルスケア・通信機器・映像機器などの最先端技術にかかわるシステム開発を中心に、ソフトウェアとハードウェア双方の技術分野で社会に貢献する「総合エンジニアリング企業」です。
詳細はウェブサイトをご参照ください。

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<本件に関するお問い合わせ先>

NTTエレクトロニクス株式会社
システム営業部

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