AVC/H.264エンコーダ/デコーダ「HV9100シリーズ」がオーストリアのHDTV放送に採用
2008年9月3日

オーストリア放送協会(ORF)初となるHDスポーツ中継を強力にバックアップ

NTTエレクトロニクス株式会社(以下、NTTエレクトロニクス)は、2008年6月にオーストリア放送協会(ORF)初となるHDスポーツ中継用コーデック機器として、AVC/H.264 HDTV/SDTV対応エンコーダ/デコーダ「HV9100シリーズ」を納入いたしました。

オーストリア放送協会(ORF)は今年6月に、NTTエレクトロニクス製のAVC/H.264 HDTV/SDTV対応エンコーダ/デコーダ「HV9100シリーズ」を使って「UEFA欧州選手権」(EURO 2008)をHDによって放送いたしました。AVC/H.264ハイ4:2:2プロファイル(8bit)(注1)対応のHV9100シリーズによって、高ビットレート(55Mbps)による高画質で、臨場感溢れるサッカーのHDライブ中継を、オーストリア最大のテレコムカンパニーであるTelecom Austriaの高品質ATM回線を利用して実現しました。

ORFの技術部長であるHetfleisch氏は次のようにコメントしております。「今回のHV9100シリーズの採用により、ORFはドイツ語圏の国における国営放送としては初となる、H.264 4:2:2素材伝送によるHDTV放送を実現することができました。躍動感溢れる中継を実現したことにより、ORFのサッカー放送史上最多の視聴者数を達成し、多くのサッカーファンと感動を共有することができました。今回のEURO2008での実績を踏まえ、今後もHV9100シリーズを欧州におけるメジャーなスポーツイベントで利用する予定です」

高画質と低遅延を両立させたNTTエレクトロニクスのHDTV対応映像コーデック製品は、夏季・冬季オリンピックやツールドフランス、ウィンブルドン選手権、各種モータースポーツなど、コーデック装置に高い性能が求められるスポーツ中継の最高の舞台での実績を積み重ねています。今回UEFA欧州選手権の中継で採用されたHV9100シリーズは、世界で初めてAVC/H.264 ハイ4:2:2プロファイルに対応し、動きの激しいスポーツ中継においても高画質、低遅延を実現しています。NTTエレクトロニクスのHV9100シリーズ、およびMPEG-2コーデック製品は、今年8月に開催された北京オリンピックのHD中継においても、世界における多くの放送局、通信事業者へ採用されています。

製品写真「HVE9100」
AVC/H.264 HDTV/SDTV対応エンコーダ「HVE9100」

用語の説明

注:
AVC/H.264 ハイ4:2:2プロファイル
H.264/AVCでは、要望されるさまざまな画質に対応できるように、プロファイルという機能セットが7種類定義されています。ハイ4:2:2プロファイルでは、色空間4:2:0、4:0:0に加えて、4:2:2が使用可能です。4:2:2フォーマットは一般的に使用されている4:2:0フォーマットの2倍の色情報を有し、放送・プロ向けの映像に適しています。(本文へ戻る


オーストリア放送協会

オーストリア放送協会(ORF)は、オーストリア最大のメディア企業です。ORFは二つのテレビ番組を24時間放送し、三つの全国ラジオ番組、および地方スタジオから九つの地域ラジオ番組を放送しています。さらに、文字放送である「ORFTeletxt」、およびオンラインニュースサイトである「ORF ON」サービスも提供しています。ORFの詳細については、www.orf.atをご覧下さい。(本文へ戻る

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