世界最大の放送機器展「NAB2012」に出展します
2012年4月2日

“HVE9200” - AVC/H.264 HDTV/SDTVエンコーダ

「HVE9200」は、オリンピックやワールドカップなど世界的なスポーツイベントで多数の実績のある「HV9100シリーズ」の高画質・高機能・高安定性を受け継いだAVC/H.264エンコーダです。ワンフレーム超低遅延を実現し、低ビットレートHD 3Mbpsでの高画質化および低消費電力化と電源二重化に対応しました。

NAB2012展示会場では、再生機から出力されたHD-SDI信号をHVE9200に入力。HVE9200でAVC/H.264エンコードして弊社デコーダでデコードした映像と、再生機から直接モニタに出力した映像との比較を行い、遅延や画質をご確認いただく予定です。

HVX500 マルチスクリーンソリューション by FingerPrint

トランスコーダーとFingerPrint技術を組み合わせ、リアルタイムにトランスコードしながらFingerPrintデータを生成・登録することにより、コンテンツ配信後の著作権管理からアンチパイラシー、ダブルスクリーンサービス（スマートフォンやタブレット端末を用いてテレビ放送とインターネットのコンテンツを連動させる）のようなマネタイズまでマルチ利用モデルを実現します。

HVX500は、スマートフォンやタブレット端末などマルチデバイス向けの高画質ライブコンテンツ配信を1Uの筐体でフルサポートするトランスコーダです。

NTTデータのFingerPrintソリューションは、放送波を利用してマスタデータをリアルタイムで生成可能なため、生放送でも利用できます。視聴者側では、スマートフォン・タブレット端末のFingerPrint対応アプリによって、端末のカメラ・マイク機能を利用して特徴データを生成し、マスタデータと照合します。照合結果をもとに関連する情報が端末に表示されます。

“MPC1010” - MPEG-2 HDTV/SDTV マルチチャンネルエンコーダ

最大4チャンネルのMPEG-2 HDTV/SDTVエンコーダを搭載可能なマルチチャンネルエンコーダです。

多様な素材伝送に柔軟に対応可能なモジュール構成を採用しており、また、チャンネル間のフレーム同期機能の搭載により、2チャンネル同期でフルHD-3D映像素材、あるいは、4チャンネル同期で4K2K映像素材を1本の多重化ストリームとして伝送できます。最大で4チャンネルの異なる映像・音声を同時にエンコード可能なことから、複数の独立したエンコーダシステムとしても使用できます。

“SARADEC2”- 10bit H.264/AVC MPEG-2 HDTV 4:2:2 1080/60p デコーダLSI

SARADEC2はH.264/AVC 10bitのデコードにシングルチップで対応するLSIで、MPEG-2とH.264/AVCの8/10bit 422/420 1080/60i 1080/60p形式でのMPEG-2 TSストリームのデコードが可能です。SARADEC2は放送用途などのプロフェッショナルからの高い市場要求に応えた製品で、業務用のあらゆる種類のストリームを受信、デコードできるため幅広い用途で活用できます。

NAB2012展示会場では、H.264/AVCの10bitストリームのリアルタイムデコードと、姉妹製品であるH.264/AVC Encoder LSI “ARQENC”と接続した1080/60pの展示を実施する予定です。

“ARQENC Series”- H.264/AVC HDTV 4:2:2 エンコーダLSIシリーズ

ARQENCシリーズは、NELの洗練されたアルゴリズムを踏襲した高画質なシングルチップH.264/AVC HDTVエンコーダLSIシリーズです。高い画質が求められるアプリケーションに向いたクロマ422にも対応しており、DDR2 SDRAMを接続することにより、シングルチップでHigh 4：2：2 profileに対応したエンコードを実現できます。

“Matiz-Advance”- HDTV H.264/AVCエンコーダ、MPEG-2 to H.264/AVCトランスコーダLSI

シングルチップで高画質フルHDTV H.264/AVCエンコーダとMPEG-2からH.264/AVCへのトランスコードを実現したエンコーダ/トランスコーダLSIです。

符号化制御はCBR、VBRおよびCapped VBR（オプション）に対応し、プロフェッショナル向け映像機器に幅広く適用可能です。