フォトニクス
Photonics

アサーマルタイプ AWG光合分波器

製品写真「アサーマルタイプ AWG光合分波器」

AWG(Arrayed Waveguide Grating)とは、アレイ状に配置された多数の導波路をもつ多ポート光フィルタで、それらの導波路の伝搬光の多光束干渉によってブラッググレーティングと同様に、極めて高い消光比を実現できます。
一報、AWGはPLC技術を用いて製造されているため、信頼性が極めて高く、Telcordia GR-1209およびGR-1221を満足しています。
これらの優れた特性により、AWGは、波長の異なる光信号を束ねたり分離する光合分波器として、大容量光伝送システムで広く用いられています。
光信号波長が密に並んだDWDM (Dense Wavelength Devision Multiplexing) システムでは、構成する各デバイスに高い光波長安定性が必要とされていますが、異種材料を組み合わせたNELのアサーマルAWGは、電源が必要な温度制御機構が不要であるので、非常にコンパクトなサイズで高い光波長安定性を実現しています。

特長

  • 波長間隔のカスタマイズ可能(50,100,200GHz)
  • チャネル数のカスタマイズ可能
  • 低損失
  • 平坦な透過帯域
  • 小型チップサイズ
  • 石英系PLC技術による高い信頼性
  • 1モジュールに2回路搭載可能

AWG image

ラインナップ

フォトニクストップページ

製品紹介・Tech Info

ページの先頭へ